施工管理

座談会

施工管理

座談会

「船舶」と「建設」。2つの領域で活躍する若手の施工管理が集合。
仕事の内容や、職場の雰囲気など、実際に働いてみて感じたことをざっくばらんに語り合ってもらいました。
そして見えてきた、施工管理という仕事の魅力、長崎船舶装備の素顔とは?

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東九州事業部 下関営業所

向中野 公太21年入社

佐世保市出身。熊本大学文学部卒。
大学時代はボート部で全国大会にも出場。現在の趣味は読書。特に短歌が好きで、俵万智のファン。参加者の中では最年少。

佐世保市出身。熊本大学文学部卒。
大学時代はボート部で全国大会にも出場。現在の趣味は読書。特に短歌が好きで、俵万智のファン。参加者の中では最年少。

福岡建設事業部 FUK事業所

相川 空19年入社

糸島市出身。福岡大学工学部卒。特技はバトン。小2から習い始め、高校時代は九州大会にも出場。
最近、弁当作りを開始。作りながらつまみぐいをするので、ちょっと体重計に乗るのがこわくなった。

糸島市出身。福岡大学工学部卒。特技はバトン。小2から習い始め、高校時代は九州大会にも出場。
最近、弁当作りを開始。作りながらつまみぐいをするので、ちょっと体重計に乗るのがこわくなった。

西九州事業部 伊万里営業所

中島 啓滋19年入社

五島列島の宇久島出身。九州産業大学工学部卒。
中学時代からサッカーを始め、大学時代もフットサルの社会人チームでプレー。最近の趣味は釣りで、毎週のように海へ出かけている。25歳の時に結婚。

五島列島の宇久島出身。九州産業大学工学部卒。
中学時代からサッカーを始め、大学時代もフットサルの社会人チームでプレー。最近の趣味は釣りで、毎週のように海へ出かけている。25歳の時に結婚。

福岡建設事業部 FUK事業所

末岡 佑斗19年入社

雲仙市出身。長崎大学経済学部卒。
函館と横浜で船舶事業の施工管理を経験した後、福岡の建設事業部に異動した経歴の持ち主。現在は施工管理と営業活動を兼務している。

雲仙市出身。長崎大学経済学部卒。
函館と横浜で船舶事業の施工管理を経験した後、福岡の建設事業部に異動した経歴の持ち主。現在は施工管理と営業活動を兼務している。

まずは入社のきっかけと、長崎船舶装備を選んだポイントを教えてください。
向中野

合同説明会で見かけて、社名に「長崎」が入っていたので、珍しいなと思ってブースに座ったのがきっかけです。佐世保出身なので船はよく見かけていたんですけど、その中に居住空間を作る仕事があるなんて、想像もしてなかった。もう1つは、個人の裁量が大きそうだという点です。いろんな会社を受けたんですが、ここがいちばん自由にやらせてもらえそうだったし、楽しそうだったので入社を決めました。

相川

私も合同説明会でしたね。私は大学で建築を学んでいたので、陸上の内装と船舶の内装、どちらもできるところに興味を持ちました。船舶だと、普通はなかなか入れないところに入れそう!という点も魅力的でした。もう1つは、他の大企業だと、自分が単なるコマになっちゃう感じがしてて。その点、ここはこれから成長していく会社。自分も貢献していけそう!という部分も大きかったですね。

中島

僕は島の出身なので、船には自然と興味を持つようになりました。あと、合説でブースに座ったら、たまたま島の知り合いが採用担当だったので、運命を感じました(笑)。他の社員さんと話をしていても、皆さんめちゃめちゃいい人ばかり。釣りの話で盛り上がったり、うれしかったことを覚えています。ですから入社に不安はなかったですね。

末岡

僕はもともと、新聞記者志望だったんです。東京、大阪の新聞社を受けたのですが、落ちてしまって(苦笑)。それで地元の長崎に帰って、就活を再始動したんです。この会社を受けたのは、友人の紹介でした。調べてみると、待遇や福利厚生が、長崎では断トツ。施工管理という仕事についても、まぁ、やればなんとかなるかなと思っていました。今となっては、この会社に入ってよかったと思いますね。

皆さんの現在の仕事内容を教えてください。
向中野

僕は新人の頃からずっと、下関営業所で勤務しています。下関には10人のスタッフがいて、施工管理は4人。僕自身は今、クジラを加工する船の内装を作っています。規模は、1万2000トンくらい。長さは120mくらいあると思います。伊万里営業所はどうですか?

中島

僕が今、伊万里営業所で建造に関わっているのは、18万トンの貨物船。でも乗組員は意外と少なくて、居住区は30部屋くらいです。

向中野

そうなんですね。僕が今作っている船は乗組員が100人。資材の物量も多くて、契約金も大きなものだと聞いてます。といっても、メインの施工管理は先輩がしていて、自分はサブ的な役割。材料を船の上に運び込む段取りをしたり。実際に作業を手伝うこともあります。

中島

最初はみんなそうだよね。私は2年目くらいから少しずつ、1人でメインを担当させてもらえるようになりました。

末岡

自分は入社後、最初に配属されたのは、函館でした。函館は、雪かきも大変なんです。真冬は毎日のようにやらなきゃいけなかったので、除雪機の免許を取りました。あと、北海道勤務で大変だったのは、移動。函館から稚内の造船所まで車で往復11時間かかったこともありました。

向中野

同じ施工管理でも、造船所様や、担当する船によっても、仕事内容は少しずつ変わるんですよね。下関は、特殊な船が多いんです。フェリーとか、保安庁の船とか。人がたくさん乗る船が多いので、資材の物量がすごく多いのが特徴です。

建設事業部のほうはいかがですか?
相川

私はインテリアグループに所属しているので、店舗の内装工事やリニューアルを担当することが多いです。薬局やコスメショップ、料理教室とか。大きなものでは最近、ホテルの客室も手がけました。図面を見て、見積もりを作って、予算を組んで。実際の作業をするのは職人さんなので、スムーズに施工してもらえるよう、材料を手配したり、現場のルールを作ったり、品質をチェックしたり。

末岡

自分は入社して3年半のあいだは、船舶部門の配属でした。でもそこから、九州への異動希望を出したのがきっかけで、福岡の建設事業部に移りました。建設に来て、ちょうど1年が経ちました。今は博多駅ビル内の店舗をいくつか担当しています。また、営業グループに所属しているので、営業活動もします。相手の社長とやりとりをしたり、設計事務所さんから仕事を紹介してもらったり。

相川

陸上の内装の場合、同じ現場はないので、勉強しないといけないことがたくさんあるんです。現場ごとに作り方が違うし、仕上げ方も違うし、材料の種類もほぼ無限(苦笑)。私もまだ、職人さんに教えてもらいながら、知識を増やしています。

船舶と建設、違いも感じる?
末岡

相川が言ったように、建設の方が担当物件の種類が多い分、覚えないといけないことが多い印象です。船舶だと同じ型の船を建造している現場では、注文する材料や工程がほとんど変わらないので一度仕事のサイクルを覚えると自分のペースで進めやすいです。共通しているのは、コミュニケーションの大切さですね。上の人とも、下の人とも、たくさんコミュニケーションをとらないと、ものづくりはできないので。

施工管理という仕事の魅力は?
向中野

この会社は、個人の裁量が大きいんですよね。1年目にフェリーの現場のサブについていたんですけど、船主様から大きい家具を作ってほしいと言われまして。大工さんとあーだこーだ言いながら取り組んで、なんとか完成できたときは達成感がありましたね。

中島

僕も最初に手がけた船が完成したときはすごく感動しました。最後に船の「命名式」というセレモニーがあるんですけど、すごいなと思ったし、達成感がありました。あと、いろんな業者さんと関われるところが面白いですね。仕事中ではあるけど、プライベートの話もしながら、楽しく仕事ができます。特に伊万里は造船所の人たちも大工さんたちもやさしいので働きやすいです。

相川

工事が終わった後、協力会社さんや設計事務所さんたちと、「ここがんばったよね」と話している時は、心から嬉しく思います。最近だと、某一流ホテルに入居されているテナントさんの案件で著名な設計者さんとやりとりをしていたのですが、スピード感やクオリティに対してすごくシビア。何度もたたきのめされましたが(笑)、あの経験は財産だなと思います。

末岡

自分もやっぱり、完成した後の一言ですね。設計事務所さんからの「ありがとうございました」という声だったり、一般の方の「きれいになったねー」という声を聞くと、本当にうれしくなります。

相川

あと、同じ現場はないというところも、魅力ですね。仕事は同じなんだけど、現場によって作り方などが違うので、毎回新鮮です。

向中野

任される予算も大きいと思います。入社2年目でも、数千万円以上の現場を自分でコントロールさせてもらえます。

末岡

船舶だと、全国のいろんな場所に行けるのも、楽しかったですね。函館と横浜を経験したけど、言葉も全然違うんですよ。職人さんと話していてわからないときもあったけど(笑)、それもまたいい思い出です。

社内の雰囲気は?
向中野

船舶事業部だと、船を引き渡すというゴールに向かって、みんなで突き進んでいく、という雰囲気がありますね。もちろん、意見がぶつかり合うときもあるんですけど、一丸となってものづくりに取り組んで、できあがったら、みんなで喜ぶ!という感じ。

中島

面倒見がいい先輩が多いです。それに、同期の仲もいいと思う。普段はみんな別々の場所で働いていても、研修で本社に集まったら、「久しぶり!」「元気?」って感じで、すぐに輪ができます。

相川

誰かが困ったら、助け合う社風も、NSSらしいと思います。担当は1人1件なんですけど、誰かの現場でトラブルや問題が起きたら、まわりがバーッと集まってきて、知恵を出し合ったり、協力してくれます。

末岡

そうそう、あのホテルのときもそうだったよねー(笑)。みんな、相川さんの現場に大集合だった。

相川

本当にあのときは助かりました(笑)。個性的な人も多いですよね。「どうした?!」って感じのアニキ肌の人がいるかと思えば(笑)、物静かなんだけどじっくり相談に乗ってくれる人がいたり。職種に関係なく、助けてくれる人がたくさんいる会社だと思います。

末岡

自分もいろいろ助けてもらったなぁ。誰でも失敗はするからね。でも、誰かがリカバリーしてくれる。失敗しないと、成長できないからね。

次は、働く環境について教えてください。
相川

私が所属するインテリアグループは、女性の施工管理は私1人なんです。福岡事務所全体でも女性社員は3人しかいないので、女性にとっての働く環境整備は、正直まだまだこれからだと思いますね。例えば、現場の仮設トイレが衛生的でなかったり(苦笑)。だからもっと女性の社員に増えてほしいんですよ。どんどん声を上げていきたいんです。

末岡

それ、賛成!男性ばかりじゃ、何も変わらない。女性にとって快適な職場は、すべての社員にとって快適な職場だと思います。

相川

でも少しずつ、良くなってきています。女性専用の更衣室を作ってもらったり。制服も新しく変えてもらえました。以前は男性向けの大きなサイズしかなかったので、ダボダボだったんです(笑)。この新しい制服は女性向けの小さなサイズも用意されているので、すごく着心地が良くなりました。

残業や休みはどんな感じ?
末岡

施工管理は残業が多いイメージがありますけど、NSSは残業時間の削減にも取り組んでいますよ。休みも、個人裁量。それぞれが週間の予定を出すことができます。

相川

正直、担当している現場が動いていたら、土日も出ることはあります。でも、ちゃんと振り替え休日がとれるので大丈夫。大きな現場が終わった後、まとめて休みを取る人もいますね。

中島

その辺は、船舶のほうも同じ。終業時間も、個人の裁量に任されているし。

福利厚生はいかがですか?
末岡

福利厚生も、この会社は充実していると思う。勤務地手当が大きいですね。本社から遠いほど高いので、函館に勤務していた時はびっくりしました。こんなにもらえるんや!って(笑)。

中島

家賃補助もしっかり出ます。だからうちは、あまり家賃を払ってないかも(笑)。

相川

あと、建設事業部の福岡事務所は、立地の良さも自慢です。博多駅の前なので、通勤はもちろん、何をするにも便利がいいです。

向中野

逆に、船舶事業部の場合は、地方が多いんですが、車通勤できるのがメリットですね。車が好きな人にはいいんじゃないかな。カスタムを楽しんでいる人もいますよ。

これからの目標を教えてください。
向中野

もっと経験を積んで、いずれはフェリーなどの大型客船をメインで担当してみたいです。あとは、特殊な船を作ってみたい!

中島

僕が尊敬している先輩が、「飛鳥2」(日本最大のクルーズ客船)の大規模修繕を手伝っているんですよ。話を聞いたら、大変そうだけど、いい経験になりそう。自分もいつかやってみたいです。

相川

私も、「あの店私が作ったんだよ」と言えるような、人に自慢できるような仕事を増やしていきたいです。あと、結婚しても、出産しても、この仕事を続けたいと思っています。子育てをしながらでも、両立できる方法はあると思うので。

末岡

自分も長く働いて、ずっと現場でものづくりに携わっていたいです。ものづくりって楽しいんですよ!。そして、いろんな現場に対応できる施工管理のスペシャリストになりたいと思っています。

就活中の皆さんにメッセージをお願いします。
向中野

退屈はしない仕事だと思います。上から命令されて働くのではなく、自分で主体的に働きたいと思っている人にはぴったりだと思いますよ。

末岡

あと、ものづくりが好きな人にも向いていると思います。文面だけを見ても、会社の本当のことはわからないので、まずは、社員の話を聞きに来てほしいですね。

中島

いろんな経歴の人が活躍しているし、どんなタイプの人もやっていける仕事だと思います。学生時代の経験や知識も関係ありません。やる気があれば、大丈夫! ぜひ、伊万里に来てください。一緒に良い船造りましょう!

相川

とにかく、元気な気持ちだけ持って、飛び込んでほしいですね。会社の歯車で終わるのが嫌な人には、おすすめできる仕事だと思います。それと、ぜひ女性にも入ってほしいです!社名のイメージと中身が全然違う会社なので、そのギャップも面白いんじゃないかな。まずは気軽に合説のブースに座ってもらって、話を聞いてみてほしいですね。

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